香港で「7月に日本で地震が起きる」といううわさが広がり、利用客が減少し、運休となっている鹿児島ー香港の定期便が来月以降の冬ダイヤでも運休を継続することが分かりました。
鹿児島と香港を結ぶ香港航空の定期便は、週4往復で運航していましたが、香港で「7月に日本で地震が起きる」といううわさが広まった影響で利用客が低迷。7月から来月25日まで運休となっています。
県交通政策課によりますと、今月、香港航空から「再開時期は検討中ではあるが時期のめどはたっていない」と連絡があり、冬ダイヤに替わる来月26日以降も運休するということです。
県では、今後も香港航空と再開に向けた協議を続ける方針です。
一方、県は、新燃岳の噴火、集中豪雨などで落ち込んだ観光需要の緊急特別対策として、9月補正予算案に8億2070万円を盛り込むことを発表しました。
今年12月1日から来年2月末まで県内の宿泊施設に泊まると、宿泊費の2割、1泊当たり上限5000円を助成するものです。県民も利用でき、県は、今後、参加する宿泊施設を募集します。