岩手県北上市にある如意輪寺の境内ではヒガンバナが見ごろを迎え、鮮やかな赤色の花が訪れた人たちの目を楽しませています。

岩手県北上市稲瀬町にある如意輪寺は彼岸花の名所として知られています。
時期になるとおよそ2万本の彼岸花を咲かせ、境内は可憐な赤い花で彩られます。

2025年は夏場に暑く、乾燥した日が続いてことで、開花が2週間ほど遅れ、9月中旬ごろから花が咲き始めました。
そして、ここ数日朝夕涼しい日が続いたことで次々に開花。現在、見ごろを迎えています。

この時期、如意輪寺のヒガンバナを楽しみにしている人は多く、東北の各県や、北海道などからも訪れる人がいるということです。
ヒガンバナの球根にはアルカロイドという毒があり、家庭の花壇などで栽培するのにはあまり向きません。自分で育てるのではなく、咲いているところに出かけ、鑑賞するのが良いようです。

如意輪寺の菊地美代さんは、「今が見ごろですので、是非足を運びいただいき、美しいヒガンバナをカメラに収めて下さい」と話していました。

如意輪寺のヒガンバナ、見ごろは9月いっぱいの見込みです。