22日に告示された自民党の総裁選をめぐり、富山県の新田八朗知事は新総裁に対し、地方創生に取り組んできた石破政権の政策継続を求める考えを示しました。

24日の富山県議会予算特別委員会で、自民の針山健史議員が自民の総裁選をめぐって、注目候補や政策についての新田知事の考えを質しました。
富山県 新田八朗知事
「石破総理は大変地方に目配りのできる方で、5人の候補者のみなさまにはその石破総理の政策を引き継ぐのをお願いしたい」
具体的には「関係人口」を自治体に登録できる「ふるさと住民登録制度」や県が誘致を目指している「防災庁」の地方拠点など、石破内閣からの政策の継続を求めました。
また、新田知事は少数与党・多党化の状況は当面続くとみていて、連立政権の動向を注視していると述べました。
富山県 新田八朗知事
「どことどう連立を組んでいくのか明快に示していただきたい、そんな候補者にも注目をしていきたいと思っています」
自民党の新総裁は10月4日に決まります。