米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちらです。

天気ゆっくり下り坂となります。

その要因というのは、この低気圧からのびる前線です。

前線の近くでは雲が発生しやすいんですが、あすはまだ午前中は日差しが届きそうなんです。この前線が離れているからです。

ただこの前線が次第に南下する予想となっています。

ですから雲がかかってくる見込みでして、あすの天気はざっくりと言うならば、午前中は晴れて、午後は曇り。そんな形となります。

気温差についてはまず朝がちょっと曇る影響もありまして、今朝と比べて2℃ほど高い予想となっています。
ただ服装の目安を見ていただきますと、15℃を下回ると秋物コートが必要なくらいの体感なんです。標高の高い河口湖や北杜市大泉の辺りでは朝はちょっとコートの出番となります。
その他は15℃から20℃。この地点は上着・ジャケットが必要ですからやっぱり羽織る物が必要なんです。

そこから気温がどうなるかというと、甲府、大月、南部は最高気温28℃予想。大月はきょうと比べて3℃高い予想となっていますがその他も同じくらいとなる見込みです。
25℃を超えると今度は半袖の出番となりますので、あすもちょっと脱ぎ着しやすい服装がおすすめということになります。

その先ですが、この前線が次第に南下していく予想となるんです。
低気圧というのは、前線に向かって反時計回りに風が吹きますから、暖かい空気が入ってきている状況なんです。
実はあすも入っているんですが、雲が広がるのでそこまで気温が上がらないんです。

この前線が抜けた後は、この暖かい空気が残る形となります。これがあさって金曜日となる予想です。

甲府の気温の変化で見ていくと、あさって金曜日は32℃まで上がる予想となっています。5日ぶりに30℃以上の真夏日と8月下旬並みの気温です。
土曜日も暖かい空気が残っている形となりまして、平年の気温よりも高い状況が来週にかけて続きそうです。ですから、来週にかけてもやはり脱ぎ着しやすい服装でお過ごしいただければと思います。
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