“水分”がポイント?お弁当箱にも落とし穴

井上キャスター:
管理栄養士の渥美さんによると、お弁当の中にも落とし穴があるということです。

【カットフルーツ】
秋の味覚「フルーツ」もお弁当に入れたくなりますが、水分がほかのおかずに移り、細菌が繁殖してしまうそうです。

▼フルーツ用の容器に入れる、▼水分が出にくいブドウがおすすめだといいます。

【繰り返し使えるシリコン製の小分けカップ】
溝に汚れや水滴が残っていると細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクが高まるということで、しっかり洗い、よく乾かすようにしてください。

心配な場合は、使い捨ての小分けカップが安心だということです。

「食べ方」が食中毒予防に?

井上キャスター:
ひなた在宅クリニック山王・田代医師によると、食べ方で食中毒対策もできるそうです。

▼よく噛む(目安:30回)
・唾液を分泌
・唾液に含まれる酵素に殺菌効果がある

▼食べ物を口にした直後に水分で流し込まない
・細菌やウイルスが胃で死滅させられず、腸まで行ってしまうと食中毒に
(アニサキスのような寄生虫は別)

細菌を取り込んでも、胃で死滅させることができるそうですが、水を流し込んでしまうと胃酸が薄まって殺菌できないということです。