お弁当の「炊き込みご飯」に注意!
井上キャスター:
行楽シーズンの秋の食中毒の落とし穴について見ていきます。
暑すぎて夏になかなか出歩くことができなかったということで、SNSには「家族でピクニックに行きたい」「運動会が午前終わりでお弁当文化はなくなったけど作りたくて作った」「サンドイッチ作って紅葉を見に行きたい」といった声もありました。

管理栄養士の渥美まゆ美さんによると、お弁当で食中毒のリスクが高いのは、▼白米、▼炊き込みご飯、▼雑穀米の中だと「炊き込みご飯」だということです。
さまざまな具材を使うことから、具材や調味料から水分が出て「セレウス菌」が増殖しやすくなるそうです。

管理栄養士の渥美さんは、「セレウス菌は熱に強い。『つけない』『増やさない』が重要」だとしています。
土の中にもセレウス菌があるため、ゴボウやニンジンなどの根菜類は、▼しっかり洗い、▼皮をとることが重要です。
また、作ったあとに常温保存をしないというのが鉄則です。炊飯器で保温(60℃以上)したり、あら熱をとってすぐに冷蔵・冷凍したりすると良いそうです。