その後、SNSのビデオ通話で刑事を名乗る男から警察手帳を見せられ、「お金の流れを調べる必要がある。30万円を振り込んで欲しい」と指示されました。

女性は相手を本物の警察官だと信じ、甲府市内の金融機関のATMから指定された個人名義の口座に30万円を振り込みました。
その後、女性の様子を不審に思った親族が話を聞いたところ、詐欺被害に遭っていることが分かり、警察に届け出ました。
警察はこのような詐欺を見破るポイントとして「警察官がSNSのビデオ通話で連絡を取ることはない」「 警察官が資金調査名目などで現金の送金を要求することはない」と注意を呼びかけています。
また、警察官をかたった不審な電話を受けた場合は、一旦電話を切り、名乗った警察署または最寄りの警察署に電話して確認するよう呼びかけています。