熊本市のドラッグストアで滋養強壮剤を盗んだとして現行犯逮捕されていた熊本県教育委員会の職員の男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。

9月19日付で不起訴処分となったのは、県教育委員会の50代の男性職員です。

この男性職員は8月2日、熊本市中央区九品寺にあるドラッグストアで、約2万1000円の滋養強壮剤1点を盗んだ疑いで現行犯逮捕されていました。

逮捕当時、男性職員は警察の調べに「他に購入したものを車に置いた後に代金を払うつもりだった」と、容疑を否認していました。

熊本地検は、不起訴の理由を明らかにできないとしています。