国民民主党の玉木雄一郎代表が来県し、自民党総裁選後の首班指名での野党連携について、「基本政策の一致が不可欠」だとする考えを示しました。

国民民主党・玉木雄一郎代表
「誰がなるかより、何をするかです。今の皆さんの悩みや不安にしっかりと応えることができる政策実現を、自民党の新総裁にもしっかりと迫ってまいりたい」

富山駅前で多くの人が見守る中、国民民主党の玉木雄一郎代表は次期自民党総裁に対して、野党との協議や調整が最初の仕事になると強調。

そのうえで国民民主党が掲げる▼ガソリン税の暫定税率廃止や▼所得税の「年収の壁」引き上げの実現を求めていくとしました。

総裁選後の首班指名選挙における野党連携についてはー。

国民民主党・玉木雄一郎代表
「理論的に言えば、野党がまとまれば総理大臣を野党から出せますよね。ただやはり政権を担うということは基本政策の一致がないとすぐばらけてしまいますから。安全保障であるとか、原発を含むエネルギー政策とかね、こういったところで一定の合意がないとなかなか難しいのかなと思います。自民党総裁選挙も見ながら(野党連携を)考えていきたいと思います」

また、玉木代表は、次期衆院選について、富山県内で少なくとも富山2区と3区での候補者擁立を目指すとしています。