秋の全国交通安全運動がきょうから始まり、千葉県銚子市では、地元の高校生たちが交通安全と犯罪防止を呼びかけました。

きょうから秋の全国交通安全運動が始まり、銚子市では、市と警察による交通安全と犯罪防止の意識向上を目的としたイベントが開かれました。

イベントでは、地元の高校生たちが書道パフォーマンスなどを行い、交通安全や犯罪防止を呼びかけました。

警察によりますと、千葉県では今年7月の時点で交通死亡事故の件数については66件と減少傾向ですが、犯罪認知件数については2万2000件を超えていて、2022年以降から増加傾向になっているということです。

一日警察署長を務めた銚子商業高校3年の宮崎瑠夏さんは、電話による詐欺被害が多いことについて話し、「不審な電話には出ない。出てしまっても1人で悩まず、家族や警察に相談しましょう」と呼びかけました。