かつての勤務先の高校で、生徒が使うタブレット端末の充電器207個を盗んだとして、県立高校に勤務している62歳の男性教諭が19日に懲戒免職処分を受けました。

新潟県教育委員会によりますと、この男性教諭は2月中旬から3月中旬にかけて、当時の勤務先だった県立新発田南高校で生徒が使うタブレット端末の充電器を207個(20万7000円相当)盗んだということです。
4月に学校が被害に気付き警察に届け出て、男性教諭は5月に逮捕・起訴されていました。充電器はリサイクルショップに売っていたということです。

【新潟県高等学校教育課 頓所裕史 課長】
「コンサートに行くために県外へ頻繁に行ったりとか、高額なパソコンやスキー板の購入など、趣味にお金を使っていたと…」

新潟県教育委員会では、各学校を強く指導するとともに、教職員1人ひとりの啓発意識を高めるとしています。