気象庁は19日、日本付近に停滞する前線や新たに発生する低気圧の影響で、週末にかけて全国的に大雨や強風など荒れた天気が続くとして警戒を呼びかけています。19日は西日本から東日本で大雨の恐れがあり、土砂災害などに注意が必要です。また、フィリピンの東を進む台風18号の影響で南西諸島でも天気が崩れる見込みです。
19日の日本付近は、九州の南から伊豆諸島を経て日本の東に前線がのびています。この前線は日本の南に停滞する見込みです。
東日本では前線に向かう暖かく湿った空気、西日本では日中の気温上昇や高気圧の影響で湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
このため19日は西日本から東日本にかけて、激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
