気象庁は18日、台風19号が日本の南東約3200キロ、ウェーク島近海の北緯23度35分、東経163度30分で、熱帯低気圧が台風19号になったと発表しました。台風は1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼台風の中心は、19日午前9時にはウェーク島近海の北緯24度00分、東経161度20分を中心とする半径75キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
▼19日午後9時には南鳥島近海の北緯24度40分、東経158度50分を中心とする
半径105キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
▼20日午後9時には南鳥島近海の北緯25度35分、東経154度35分を中心とする
半径185キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は990ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。
予報円の中心から半径240キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
▼21日午後9時には南鳥島近海の北緯27度55分、東経150度25分を中心とする
半径260キロの円内に達し、中心付近の最大風速が33m/s以上の強い台風になる見込みです。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径340キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

