記録的な大雨の被害があった三重県四日市市の地下駐車場で、車の出入り口の浸水を防ぐ装置が故障していた可能性があることが分かりました。

四日市市中心部にある地下駐車場、「くすの木パーキング」では、9月12日の記録的な大雨の影響で、駐車場内に大量の水が流れ込み、合わせて274台の車が水没しました。
駐車場には車の出入り口が3か所あり、雨などによる浸水を防ぐ「止水板」のようなものが設置されています。
国交省などは、この装置が故障して作動しなかったとみて、調査しているということです。

また、駐車場の運営会社によりますと、駐車場内の停電などの復旧作業をしたうえで、22日以降、利用者に駐車場内を確認してもらいたいとしています。
車の搬出のめどはたっていません。