ロシアのプーチン大統領の側近の一人として知られるコザク大統領府副長官が辞任しました。ウクライナ侵攻に反対し、政権内で影響力を失っていたとの見方が出ていました。
ロシアのペスコフ大統領報道官は18日、コザク大統領府副長官が「自らの意思で辞任した」と明らかにしました。
これに先立ち、プーチン大統領は先月下旬、コザク氏が担当してきた外国との文化交流などを扱う大統領府内の部局を廃止し、コザク氏の去就が注目されていました。
コザク氏をめぐっては、アメリカのニューヨーク・タイムズが先月、クレムリン関係者の話として、コザク氏がウクライナ侵攻前にプーチン氏に軍事行動に踏み切らないよう進言し、今年に入ってからも戦闘停止や和平交渉を提案したと報道。侵攻に反対した唯一の政権高官で、「プーチン氏を失望させた」と伝えていました。
ロシアメディアによりますと、コザク氏はビジネス界への転身などを検討しているということです。
コザク氏は1990年代にサンクトペテルブルク市でプーチン氏とともに働き、プーチン氏が2000年に大統領に就任して以降、副首相など要職を歴任してきました。
注目の記事
「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】









