また大雨です。
新潟市中央区は3時間降水量が9月の観測史上最大となり、落雷が原因とみられる火災や停電が相次ぎました。20日からも警報級の大雨となる恐れがあります。

18日午前5時半の新潟市です。激しい雨に見舞われ、午前6時までの3時間に9月の観測史上最大となる76ミリの降水量を記録しました。

雨はその後、上越・中越に移り、浸水・冠水被害が相次ぎました。降り始めからの雨量は200ミリを超えています。

浸水被害は新潟市西区でもありました。
地震による液状化で地盤が下がってしまったという理容室も被害を受け、朝から片付けに追われていました。

安藤哲夫さん
「前にも水が入っているから『また来たかな』と。もうここで… この地盤には住めないなと思うね」

県内では落雷も相次ぎました。18日正午までにおよそ2300回に上り、一時およそ8000軒が停電しました。また、燕市では空き家が半焼したほか、新潟市北区では住宅の一部が焼けました。警察や消防は、落雷が原因の可能性もあるとみて調べています。

今回の大雨のピークは過ぎましたが、20日(土)と21日(日)は再び警報級の大雨となる恐れがあり、気象台が注意を呼びかけています。