県議会は18日から代表質問です。今月11日に始まった自衛隊とアメリカ軍による共同訓練について県は「これ以上の基地負担が生じることはあってはならない」との考えを示しました。



県議会9月定例会は18日、各会派による代表質問が始まり、自民党の新垣淑豊議員が知事の政治姿勢などを質しました。

このなかで陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」への見解について溜政仁知事公室長は次のように述べました。



▼溜政仁 知事公室長
「県としてはかねてから米軍基地の整理縮小、さらなる基地の返還を求めている中、日米共同訓練等の増加により、これ以上の基地負担が生じることはあってはならないと考えております」

そのうえで溜知事公室長は地元の理解が得られない訓練は実施しないことや、必要な情報を早期に提供することなどを、沖縄防衛局に求めたと答弁しました。

このほか、きょうの本会議では先議案件として提出されていた宿泊税条例案について採決が行われ、全会一致で可決されています。