防犯の基礎となる「知識」と「意識」
警察OBであり、地域安全アドバイザーの初鹿野 聡さんによると、身を守るために必要なのは防犯の基礎となる「知識」と、具体的な行動に移せる「意識」です。

防犯の基礎となる「知識」
1. 「犯人にとってふさわしいターゲットがいる」
悲しいことですが、身を守る上では避けられない事実として、犯人には特定のタイプや好みがあることを理解しておく必要があります。
2. 「犯罪には起こしやすい条件と場所がある」
抑止力となるものや人の目が多い場所では犯罪は起こりにくく、それらが少ないと犯罪が起こりやすくなります。
具体的な行動に移せる「意識」
上記の条件や場所に気づいて、自分で避ける「意識」が重要です。例えば、次のような行動は危険を招きやすいとされています。
・イヤホンをしていると足音に気づきません
・スマートフォンを見ていると周りに気づきづらくなります
・街灯のない暗い道を一人で歩くのは危険です

夜道だけでなく、日中でもリスクがあるため、常に周囲に注意を払う意識が大切です。