“卵の数”は例年と変わらず… 蚊はどこに?
蚊は気温30℃以上になると活動が弱まり、人を刺すことも少なくなるといいます。名古屋の猛暑は、蚊にとっても困りごとなのです。
そして、研究所の敷地では蚊の産卵数も調べています。
(天野課長補佐)
「2週間弱で成虫になる。卵は20~30個ある印象。去年よりは少ないけど自然界なのでばらつきはある。そこまで減っていない」
(松本)
「産卵の数は例年と変わらないけど、吸血する蚊の数は少ない。これはどういうこと?」
(天野課長補佐)
「昼間が特に暑いので葉の裏や陰の中に隠れて、暑い時間はやり過ごしていた」


(松本)
「蚊も夏バテしているってこと?」
(天野課長補佐)
「そうです。おそらく9月にピークが来る。8月よりも多いし7月よりも多くなると思う」
気になる外出時の対策は…?
最後に、蚊に刺されないため外出時に心がけておくといいことを教えてもらいました。
(天野課長補佐)
「ヒトスジシマカは飛ぶ力が強くないので、早歩きすれば避けられる。小さな水たまりが大好きなので、外で(植木鉢の)水受けは使わないでほしい」
