上昇率に影響? “小中一貫”の公立学校が人気
山形純菜キャスター:
改めて、つくば市の魅力を見ていきます。

まず、都心からのアクセスが良く、つくばエクスプレス線で「つくば駅」から「秋葉原駅」まで最短45分。そして、筑波山など自然が豊かで、公園も約200か所あるということです。
それから教育にも力を入れています。宇宙センターや国土地理院の科学館など、多くの研究施設を教育に活用しているということで、小中学生が課外授業などで訪れることも多いそうです。

そんな「つくば市」の中で、地価上昇率(住宅地)茨城県2位と全国5位の場所があるのですが、その近くに“小中一貫”の公立学校「つくば市立みどりの学園義務教育学校」が2018年に開校されました。
児童・生徒数が年々増加し、人数が増えすぎたということで、2024年に“分校”ができたということなんです。
この学校の特徴は「先進技術の活用」で、「小学5年生までに生成AIの仕組みを理解し活用すること」を目標に掲げていて、授業の中で生成AIのソフトを使うこともあるそうです。
出水麻衣キャスター:
それを教えられる先生がいることも素晴らしいですよね。
山形キャスター:
地元の不動産会社に伺うと、「学校に入れるために、ここ数年、問い合わせが急増している」ということです。
原則、公立の学校には学区があるため、入学のために引っ越しを決断する人も多いそうです。
井上貴博キャスター:
友人がつくば市に引っ越しましたが、子どもにとにかく考えさせる「探究学習」が多いそうです。また、プレゼンテーション能力を高めることに、つくば市が前面に立って取り組んでいるそうです。
タレント・プロゴルファー 東尾理子さん:
そういったものは、「学校終わった後にお稽古で行かせる」という感覚ですが、学校で取り組んでくれたら学びも深いと思います。
出水キャスター:
研究機関が近くにあるということで、校外学習で早い時期から本物の研究機関に触れられるということは非常に大事ですよね。
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<プロフィール>
東尾理子さん
タレント・プロゴルファー
フロリダ大学卒業
3児の母
不妊治療の経験を積極的に発信