「茨城・つくば市」の地価はなぜ上昇?市民に聞く街の魅力

茨城県の南西部に位置する「つくば市」。つくばエクスプレス線を使えば、秋葉原駅まで約45分という好立地です。
そして、国交省が発表した地価上昇率は、リゾート地などが多い北海道の4つの地点に次いで5位。
6年前からつくば市在住(28)
「県外から移住する人が増えてきている。子育て世代が多い印象を受けます」

つくば市の人口は年々増え続け、2025年1月時点では25万9000人。
16年前つくば市に移住
「つくば市はタブレットや電子機器を授業で積極的に取り扱っている学校が多くて、教育の部分でも進んでいると感じる」
最先端の教育が受けられる環境が整っていることで、子育て世代を中心に移住者が増えているといいます。
隣町のつくばみらい市でとんかつ店「丸源」を営む田村健一さん(64)。つくば市を長年見続けてきました。

田村健一さん
「都会になっちゃったね。今は全然あかりが消えない。7、8年前からかなり変わりましたね。小学校も増えたし、子どもの数がすごく増えた」
しかし、ひと昔前はというと…
田村健一さん
「見渡す限り、雑木林と畑」

1961年のつくば市を写した航空写真では、田んぼなどが多く、限られた場所にしか住宅などはありませんでした。約50年後には緑を残しつつも、多くの住宅や商業施設ができていっている様子がわかります。
「新しい住宅やマンションが立ち並ぶ中にある緑がつくば市の魅力」だと田村さんは話します。