土地取引の目安となる県内の基準地価が公表され平均変動率は、商業地で33年ぶり、住宅地で29年ぶりに上昇しました。

基準地価は、県内全域の401か所について7月1日時点で調査したものです。去年と比べた平均変動率は、商業地で0.4%と33年ぶりに上昇しました。また住宅地も0.2%と29年ぶりに上昇しました。

市町村別では、白馬村が商業地で22.0%、住宅地で14.7%の上昇。野沢温泉村も商業地が24.2%、住宅地が17.8%と大きく伸びました。
いずれもスキー客などインバウンド効果とみられ白馬村では外国人向けのホテル建設や高級貸別荘などへの需要が高まっているということです。

県内の住宅地で最も高かったのは、軽井沢町の旧軽井沢別荘地で1平方メートルあたり18万3000円、商業地は、長野駅前の37万8000円でした。
