中国の過酷なゼロコロナ政策と、言論統制への抗議の意味をこめ「白紙であれば削除できない」と白い紙を掲げるデモ。この”白紙運動”が今、中国全土に広がり、今回は習近平指導部批判にも発展しています。

中国ではこれまで抗議デモは早期の段階で鎮圧されていましたが、今回は”ガス抜き”なのか。習近平体制の中にも”亀裂”が生まれているのか。スタジオで読み解きました。

■中国ゼロコロナ政策に抗議デモ広がる


井上貴博キャスター:
この無謀なゼロコロナ政策、人権侵害のような状況に対して、特に若い世代が声を上げ始めました。中国各地での抗議デモは3年間抑圧されてきたものが、ここにきて限界を迎えたというところなのかもしれません。


ゼロコロナ政策は、中国が3年間続けているものですが、11月27日、北京では「PCR検査はいらない自由が欲しい!」というデモがありました。封鎖解除を求め、PCR検査のテントを破壊した地域もありました。

デモのきっかけとなったのは11月24日、新疆ウイグル自治区で10人が亡くなる火災がありました。“ゼロコロナ政策による封鎖で消火が遅れた”という指摘も。人命をどう考えるのか?新型コロナウイルスゼロコロナ政策をいつまで続けるのか?中国の国民の中で不満が高まりつづけています。