敬老の日に合わせて、高知市の動物園で長寿の動物をお祝いするイベントが開かれました。

高知市の和の森わんぱーくこうちアニマルランドで飼育されているチンパンジーの「タロー」は、推定62歳でチンパンジーのオスとしては国内最高齢です。

イベントでは「タロー」のこれまでの歩みが紹介された後、長寿のお祝いとしてブドウやリンゴなどの果物に加え、小松菜、ネギなどがプレゼントされました。

「タロー」の前にはたくさんの子どもたちが集まり、エサを食べる順番や動きに目が釘付けとなっている様子でした。

▼和の森わんぱーくこうちアニマルランド 久川智恵美 飼育担当係長
「すごく動きがゆっくりになってきて、若いときはオラオラ系だったんですけどすごく丸くなったので、飼育側の人間からすると年取ることはいいことだなと思います」

このほか、9月2日に18歳の誕生日を迎えたオスのジャガー「ルモ」には馬肉と手羽先がプレゼントされました。「ルモ」は人間の年齢で言うと80歳以上になるということです。