核実験やウラン鉱山などで被ばくした世界の核被害者が10月、広島市でフォーラムを開催します。

「世界核被害者フォーラム」は「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」=HANWA(ハンワ)などが主催して開きます。

核兵器の原料となるウランが採掘され、労働者らが被ばくしたコンゴ民主共和国やインドのほか、アメリカが核実験を行い、住民の健康被害や環境汚染が広がったマーシャル諸島など、合わせて8か国から核被害者ら12人が訪れ、健康被害などの実態を報告します。

日本からは、被爆者のほか、福島第一原発事故の被害者らが登壇します。

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)森滝春子 共同代表
「実態をなるべく広く世界に明らかにしていく。やはりヒロシマが核被害者のネットワークを強める原点になるべきだと」

HANWA(ハンワ)では海外ゲストらの渡航費用などにあてるため、寄付を呼びかけています。

「世界核被害者フォーラム」は10月5日と6日、広島市中区のJMSアステールプラザで開かれます。