名古屋市の市立学校で、児童・生徒への性暴力等の疑いがある事案が23件あり、詳細調査を行うことが分かりました。
この問題は名古屋市の教員が児童を盗撮し、SNSで共有していたとされる事件を受け、市の調査委員会が市内すべての教職員に児童・生徒への性暴力に関する情報提供を呼びかけたものです。

12日の会議では、市立の幼稚園と小中高校の教職員から寄せられた28件の情報が検討され、「私的に連絡して出かける」「子どもを膝のうえにのせスキンシップをとる」などの事案、23件に対して具体的な聞き取り調査が必要だと判断されました。

(委員 池田桂子弁護士)「情報に誤解や誇張がなされてたり、伝聞の過程で変遷してしまっていないかを今後の調査で確認していく」

調査委員会は新たに有識者を加えながら年内をめどに結果をとりまとめるということです。