小泉進次郎農水大臣が、自民党総裁選に出馬する意向を固めたことが分かりました。去年は3位だった小泉氏ですが、この一年で党内の評価にも変化が見られます。一体、何が変わったのでしょうか。
小泉農水大臣が出馬意向「地元の声を伺いながら、判断していきたい」
高柳光希キャスター:
自民党の小泉農水大臣が出馬の意向を固めたということで、ポスト石破を巡る動きが加速しています。
最新のJNN世論調査で、次の総理にふさわしいのは誰なのか聞きました。

【「次の総理」にふさわしいのは?(自民党議員のみ)】
JNN電話世論調査
※9月6日・9月7日・RDD方式(固定・携帯)全国18歳以上2749人(有効回答1030人)
小泉進次郎氏:19.3%
高市早苗氏:19.3%
石破茂氏:8.6%
玉木雄一郎氏:5.8%
河野太郎氏:4.9%
林芳正氏:2.2%
上川陽子氏:1.8%
小林鷹之氏:0.9%
茂木敏充氏:0.9%
小泉氏と高市氏が19.3%で同率トップになっています。

12日午前11時ごろ、小泉氏は「(地元の)皆さんの声を伺いながら、最終的に対応して判断していきたい」と話しました。
13日に地元・神奈川県横須賀市で支援者と面会し、来週後半に正式に出馬表明をする見通しだということです。
地元にフォーカスしているのはなぜでしょうか?

TBS報道局 政治部 難波澪 記者:
小泉氏は非常に地元愛の強い方で、今は現職の閣僚なので頻繁に行くことはできませんが、週末には地元の小さなお祭りに顔を出すなど、支援者や地元の方とのコミュニケーションを非常に大切にしています。
小泉氏は、非常に知名度もあり選挙も強いので、「そこまでする必要があるのか」という方もいますが、小泉氏はそうしたことを大事にしています。
今回も、最初に支援者に話すことが、筋を通すことだと考えているのではないでしょうか。