山口県周南土木建築事務所に勤める20代の県職員が、酒を飲んで自転車を運転した疑いで摘発されたとして、12日、県はこの職員を停職1か月の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは、周南土木建築事務所に勤務する25歳の職員です。
県によりますと職員は今年6月、周南市内で酒を飲んで自転車を運転したとして酒気帯び運転の疑いで摘発され、8月に周南簡裁から罰金10万円の略式命令を受けました。
職員は、午後6時頃からおよそ4時間にわたって、市内の2軒の飲食店でハイボールあわせて6杯を飲み、帰宅する途中で警察官に呼び止められたということです。職員は県の調べに「認識が甘かった。早く帰りたかった」と話しているということです。
県は職員を、12日付けで停職1か月の懲戒処分、周南土木建築事務所長を訓告としました。県は再発防止に向け改めて綱紀粛正をすべての職員に呼びかけたということです。