被爆者とご懇談
その後、原爆資料館ではおよそ30分間にわたって常設展示をご覧になり、被爆者らとも懇談しました。

原爆でおばやめいを亡くした101歳の中村キクヨさんは、毎月9日に長崎の鐘をならす活動などを続けています。

長崎県被爆者手帳友の会 中村キクヨさん(101):
「平和が一番大切だということを、皆さんにお伝えしたくて、若い方に色々なお話をしております。それが私の今になってこの年になっても平和運動に少しでもつながっていけばよいということで頑張っております」

長崎原爆被災者協議会 田中重光会長(84):
「戦争犠牲者に対して寄り添う気持ちを持っていらっしゃるんだなと思います。それと、日本の平和、また世界での平和のことについても思ってらっしゃるということを感じました」

ご一家は、13日には被爆者が暮らす恵の丘長崎原爆ホームの入所者とも懇談される予定です。