敬老の日を前に、ことし100歳を迎える男性の長寿を祝おうと、広島市の松井市長が男性の自宅を訪れました。
「おめでとうございます」。松井市長から祝い状を受け取ったのは広島市西区に住む平岡喜三男さんです。11月の誕生日で100歳を迎えます。
1925年に京都で生まれた平岡さん。19歳の時、広島の陸軍に所属していて、原爆が投下された8月6日には、潜水艦で四国に演習に出ていたことで、危機を逃れたといいます。
平岡さんは、機械の部品製造などを行う、「平岡工業」の2代目社長として活躍しました。80歳を過ぎて始めた歌が生きがいだといいます。

平岡 喜三男さん
Q.松井市長の訪問をうけて
「光栄の至り。長く生きとってよかった」
「年寄りは友を作ること。できることなら笑うこと。笑いのない人生は寂しいですよ」
広島市では9月1日時点で2025年度に496人が100歳をむかえる見通しです。