まだ夏のような暑さが続く中、高知市の高校で体育祭が開催され、熱戦が繰り広げられました。

▼選手宣誓
「宣誓!我々選手一同は、今日まで仲間とともに声をからし、思うようにいかないときには支え合いながら、練習を積み重ねてきました」

雨で順延していた高知追手前高校の体育祭、12日も開催が危ぶまれましたが、予報とは一転、朝から日差しが届き、無事に開催されました。

今年のテーマは、「それいけ!追手前~分け合うあんぱん幸せらんまん」。朝ドラにあやかったテーマで、みんなで幸せを分け合い、体育祭を盛り上げようという意味です。

生徒およそ600人が赤・黄・青の3組に分かれ、玉入れや、リレー、騎馬戦などで得点を競いました。

特に盛り上がりを見せたのが、障害物競走。

箱を運んだり、自転車をこいだりしたあとに待ち受けるのは、今年のテーマにもあるあんぱんです。

行われる19の種目は、ほとんど生徒が考えました。

午前中から30℃を超える暑さの中、給水タイムで熱中症対策をしながら、暑さに負けず最高の思い出を作ろうと全力で楽しみました。

▼青組団長・3年生福見温さん
「サイト毎に天気が違って不安だったんですけどここまで3年生みんなでやってきたので赤も黄色も関係なく絶対晴れると信じてやってきました」

▼黄組団長・3年生澁谷匡さん
「泣いても笑ってもこの学校行事(体育祭)が僕たちにとっての最後の青春というかそういうものになってくるので悔いが残らないように最後まで死ぬ気で一生懸命やっていきたいです」

生徒たちが必死に準備した体育祭。天気にも恵まれ、幸せを分け合い最高の思い出を作ることができました。