青森県警の男性巡査長が、パトカーの屋根に捜査資料などをのせたまま発進し、一時紛失したとして、県警は所属長注意の処分としていたことがわかりました。

県警によりますと、津軽地方の警察署に勤務する20代の男性巡査長は、7月10日の夜に捜査資料など個人情報が記載された書類を紛失しました。

巡査長は、書類をクリップボードに挟んでパトカーの屋根にのせたことを忘れて発進し、約1時間後に書類が拾得物として警察署に届けられたことで紛失が発覚しました。

書類には氏名などの個人情報が記載されていましたが、これまでのところ外部への流出は確認されていません。

県警は、巡査長を所属長注意の処分としました。

これとは別に、県南地方の警察署に勤務していた20代の男性巡査長が6月~7月にかけて、勤務時間中にスマートフォンでゲームや動画を視聴していたとして所属長訓戒の処分となりました。

巡査長は処分の後、依願退職しました。