熊本県内で、今年生産された一番茶の審査会が開かれました。
審査会はJA熊本経済連がお茶の品質向上を目的に毎年開いているもので、県内の21軒のお茶農家から玉緑茶33点が出品されました。

県の職員や販売業者などの審査員が茶の色や香り、うまみなどを丁寧に審査していました。
JA熊本経済連によりますと、今年は3月下旬の遅霜の影響で新芽の生育が遅れ、収量が例年に比べ1割~2割ほど減っているものの、色や香り、味の3拍子揃った品質の良いお茶が出来ているということです。

県茶商業協同組合 長谷川精一理事長「思ったよりもいいお茶が出来ていますね。熊本のお茶の良いところは、各農家が特徴のある玉緑茶を作っていること」
今日の審査結果は後日公表され、来年1月ごろに表彰式が行われます。