■日本ハム10-4オリックス(エスコンF・11日)
3位オリックスを迎え撃つ、エスコン5連戦の初戦。ファイターズ打線が初回から驚異的なつながりを見せました。
1番野村、2番今川が連打でチャンスを作ると、3番レイエスが初球を捉え、センターオーバーの2ベースヒットで先制します。
4番、郡司もうまく合わせてセンターへのタイムリーヒット。さらには、5番清宮もライトへのタイムリーを放ち、5連打で3得点。
まだまだ打線の勢いは止まりません。7番山縣、8番奈良間もタイムリーで続くなど、初回の攻撃で打者一巡の猛攻を見せ、一挙6得点を挙げます。
先発は自身初の中5日となる北山。時折、制球に苦しみましたが150キロを超える直球とフォークを駆使し、6回88球3失点にまとめます。
オリックスに一時、4点差に詰め寄られますが、6回。1アウト満塁のチャンスで代打・万波が自身13試合ぶりとなる2点タイムリーでオリックスを突き放します。
今川、郡司、清宮の3選手が3安打を記録し、チームで16安打10得点の猛攻でエスコンフィールドのファンを沸かせました。
また、首位のソフトバンクが試合に敗れたため、ファイターズはゲーム差を『2』に縮めました。
■今季初1番で2安打の野村佑希、2番で3安打の活躍今川優馬選手のヒーローインタビュー
◇野村佑希選手
Q)今季初1番でマルチ安打
え?俺?みたいな。
Q)1回6得点、最初のヒットで打線に火をつけました
1番ということで、何とか初回にと思っていたんですけど。まさか2打席回ってくると思わなかったので、1番を打つ人を尊敬しました。
Q)2安打で1番の役割を果たしたのでは?
はい…笑。ヒーローであることは納得していないけど、良かったです。
Q)エスコンフィールドのファンの声援はどのように聞こえていましたか?
初回からどんな展開、状況でも変わらず声援をくれたファンの声は届いていますし。一番最初の打席でその声援を受けるのは、なかなか僕のタイプだとできない経験なので、幸せに感じながら打席に立たせてもらいました。
Q)優勝争いの中、どんな気持ちでプレーを?
勝つだけだと思いますし。今日みたいな起用も新庄監督が期待をして自信を持って送り出してくれていると思って、自信を持って打席に向かっています。
どういう形の出場でも、勝つだけ・勢いをつけて、ホークスを追い越していくだけなので、一戦一戦必死に戦っていきたいと思います。
Q)ホークスと2ゲーム差に縮まりました。今後の意気込みを
今川との1・2番はなかなか見ることはできないと思うんですけど、どんな1・2番でも背中を押して。初回から、いつも今日のような攻撃ができるように一丸となって応援していただければ嬉しいです。
◇今川優馬選手
Q)2試合連続のヒーロー。気分は?
僕でいいんですかね?
Q)今日の試合が大事と言っていましたが、どんな気持ちで打席に立ちましたか?
今日打たないと一発屋で終わってしまう、死に物狂いで執念で絶対打ってやるという気持ちで臨みました。
Q)2試合連続3安打の活躍でした
試合前に新庄監督からポイントはフォアボール、甘い球が来たら打つよと言われていました。1打席目にボール球を2球振って「これヤバイ」と思いましたが、そこからヒットを積み重ねられたので「耐えたな~」って感じですよね。
Q)きょうから横尾コーチが帯同しています
ファームにいたときに後押ししてくれたのは、横尾コーチ、佐藤コーチ、小田コーチたくさんいますが、横尾コーチが近くにいてくれて心強かったです。八木コーチ観てますか?八木コーチのために勝ちたいと思っていてのでよかったです。
Q)明日からライオンズと4連戦です。優勝への決意を
おとといヒーローインタビューで、ぼくファイターズ大好きです!って言わせてもらいましたが、撤回していいですか?ぼくファイターズ『なまら』大好きです!残り16試合、全部勝つつもりで行くので毎試合熱いご声援よろしくお願いします。
【Bravo!Voice】#34