北海道内各地で秋サケ漁が始まりましたがここ数年、不漁が続いています。今シーズンこれまでの手応えと予測を聞きました。

今月4日から始まった十勝地方の秋サケの定置網漁。

大樹町の漁港には11日朝、5隻の船が港に戻り、あわせておよそ1.5トンを水揚げしました。

漁の序盤には、1日に6トンを超える水揚げがあった日もあり、漁業者は今後に期待しています。

漁業者
「去年が不漁でひどかったから去年よりは良い。(魚体は)去年よりちょっと大きいんじゃないかな」

道立総合研究機構によりますと、今年の秋サケの来遊数は北海道全体では去年のおよそ65%で、平成以降で最も少なかった2017年を下回ると予測されています。

大樹町の秋サケの定置網漁は、11月上旬まで行われます。