子どもたちに防災の意識や命の大切さを知ってもらいます。住宅メーカーでつくる団体が11日、山口県周南市の幼稚園などに防災絵本をプレゼントしました。

絵本を贈ったのは県内に事業所を置く住宅メーカー8社でつくる「やまぐちハウスメーカー協会」です。奥原崇宏会長と事務局の徳満智己さんから園児に絵本が手渡されました。

地震がテーマになっている絵本は、起きたときの心がまえなどがわかりやすく描かれていて園児に読み聞かせができるように大型の絵本になっています。

先生の読み聞かせ
「火事も起きたり、ここ何かわかる?そう津波。海の波が高い波が来ることがあります」

「地震が起きたらどうなるのか」という先生からの問いに、園児は元気に声を上げて答えていました。絵本には幼稚園で地震が起きたときの逃げる場所も描かれています。

やまぐちハウスメーカー協会 奥原崇宏 会長
「ぜひ園児の将来的な防災の意識とか、また人命の尊さとか、そういうところを学んでもらうことに利用してもらえればありがたいなと」

絵本は、市内の幼稚園や保育所などへ20冊が贈られました。絵本のプレゼントは今回で4回目で、協会では子どもたちの役に立つ活動を続けたいとしています。