10日夜遅く、愛媛県松山市の愛媛大学農学部で、研究室が焼ける火事がありました。けが人はいませんでした。
警察と消防が出火の原因を調べています。

火事があったのは、松山市樽味の愛媛大学農学部本館北棟の6階で、10日午後11時50分ごろ、大学の警備担当者から「ベルが鳴っている」と消防に通報がありました。

消防車など12台が出動し、火はおよそ50分後にほぼ消し止められました。

この火事で鉄筋コンクリート建ての研究室の床など、およそ21平方メートルが焼けましたが、当時研究室に人はいなかったとみられ、この火事によるけが人はいませんでした。

愛媛大学によりますと、焼けたのは「地域資源管理研究室」で、火や火薬類を扱う部屋ではないということです。
警察と消防が詳しい出火の原因を調べています。