前線が東シナ海から西日本日本海側、東日本を経て日本の東へとのびており、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また上空の寒気を伴う気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定となり、西日本から北日本にかけて大雨や落雷、突風などに警戒が必要です。

激しい雨や落雷に注意が必要

11日は前線が東シナ海から西日本日本海側、東日本を経て日本の東にのびています。この前線に向かって下層に暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から東日本、東北地方では雷を多数観測し、激しい雨や非常に激しい雨、局地的には猛烈な雨が解析されています。岐阜県では記録的短時間大雨情報が発表されました。

また、上空約5,500メートル付近にマイナス18℃以下の寒気を伴う気圧の谷が沿海州付近にあって東進しています。日本海北部では雷を観測しています。

衛星画像(11日午前11時 気象庁)