5年間で20代ドライバーの割合が3倍以上に増加
なぜ“筋トレ採用”を始めたのでしょうか。
(名正運輸 管理部マネージャ ー加藤和樹さん)
「求人を1回出しても、例えば2か月で1人採用できるかできないか」
筋トレ採用枠を設置してから、若い年齢層のドライバーが増加。ここ5年間で20代のドライバーの割合が3倍以上に増えました。そのワケは、ドライバーの働き方にも。

(加藤さん)
「トレーニングはこの時間帯から行けると、計算ができるのがドライバーのいいところ」
平田さんの場合、通常朝5時から勤務を開始し、午後3時には仕事を終えるため、ほぼ毎日筋トレの時間が確保されるといいます。ボディビルとドライバーの2足のわらじを履く平田さん。なんと、週6でジムに通っているそう。

(加藤さん)
「僕らの物流サービスは人無しでは成り立たない業界・業種なので、ドライバー中心に人数を増やして、やれる仕事を増やしていくのが会社の大きな方向性」
需要はあるのに、働き手がいない…そんな人手不足の業界を救うのは、“マッチョ”たちかもしれません。