観光客の増加や地域経済の活性化などに連携して取り組もうと西目屋村と旅行会社が連携協定を結びました。

締結式には西目屋村の桑田豊昭村長と近畿日本ツーリストの高浦雅彦社長、クラブツーリズムの中村朋広本部長が出席し、協定書に署名しました。協定にはイベントなどを通して村に訪れる人を増やすことや地域の魅力を掘り起こし、経済の活性化につなげることなど、観光振興などに関する4項目が盛り込まれています。近畿日本ツーリストが自治体と協定を結ぶのは東北では初めてで、来年2024年、世界遺産登録30周年を迎える白神山地の町をPRしたい西目屋村も連携に期待をにじませます。

※西目屋村・桑田豊昭村長
「大きな会社と連携を組むことによって全国に白神山地と当村を認知してもらえる良い機会」「(豪雨被害で)先行き心配なところもあるが来ていただく人にはしっかりと対応できるような体制をとっていきたい」

村では、協定に基づいて来年、マタギ文化とジビエ料理に触れるツアーを実施する予定です。