愛媛県砥部町のリゾートホテル、旧「TOBEオーベルジュリゾート」の経営権を山形県の会社が取得し、新たなブランドでオープンしました。

砥部町宮内にオープンしたリゾートホテル、「時地人Matsuyama」。

地方のホテルや旅館の企画運営などを手がける「LOCALRESORTS」が、旧「TOBEオーベルジュリゾート」の経営権を取得し、新たなブランドでオープンしました。

(砥部町・古谷崇洋町長)
「砥部町にとって、この時地人というブランドにリスタートされることは、大きなチャンスです。このチャンスを私たちは期待するんじゃなくて、一緒に作ってきたいつかんでいきたい」

町長も大きな期待を寄せるリゾートホテル。建物や内装はこれまでのものを活かす一方、大きな特徴の一つが、「料理」です。

提供する料理のおよそ8割に県産食材を使用。旬な食材をふんだんに味わえます。

(東京からの参加者)
「フレッシュでおいしいし、フルーツもすごくおいしい」
「ここでしか味わえないものを、ここにきていただくのが感動する」

(東京からの参加者)
「サラダだけでも地の物だと思うけれど、東京から来たから味が濃い」
「ずっと新鮮さを保っていて、こっち側もフレッシュな気持ちになる」

そして、もう一つの特徴が…

(下川リポーター)
「この客室、中に入ると、広々として高級感にあふれています。今回のリブランドで、子どもがいる家族連れも宿泊できるようになりました」

客室の10室は全てスイート。これまでは大人限定でしたが、家族連れでも楽しめるよう子どもも宿泊できるようになりました。

そのほか、エントランスにはブックディレクターが選んだ本が並べられるなど、あちらこちらでこだわりが伺えます。

(LOCALRESORTS・山中大介CEO)
「地方のあたりまえ、地域の人にとったら当たり前は、世界から見ると非日常であると世界から見ると、価値である」
「愛媛にある価値というのは、世界的に見ても唯一無二の大きな価値だと思っていて、ここからこのホテルを世界に知ってもらえるホテルに変えていく、挑戦が始まった日だと思っている」

宿泊は一泊2食付きで1人6万6000円からとなっているほか、結婚式や会議などでも利用できるということです。