13日に開幕する東京2025世界陸上に向け来日した、パリ五輪の男子200m金メダリストで、世界陸上ブダペスト大会の100m銀、200m銅メダリストのレツィレ・テボゴ(22、ボツワナ)が9日、東京・港区の高輪台小学校を訪問した。
イベントでは東京2025世界陸上の公式マスコット「りくワン」とともに和太鼓を叩いたり、障害物リレーに参加し大きな体をかがめて網をくぐるなどしたテボゴ。児童と笑顔でハイタッチするなど、子どもたちとの交流を楽しんだ。
パリ五輪で金メダルを獲得し、今大会の世界陸上はチャンピオンとして臨むが「プレッシャーは感じていない」。ライバルについて問われると「様々な状況によるが200mではノア・ライルズ」と、世界陸上で同種目3連覇中のアメリカの28歳を挙げた。
「東京に来られて大変うれしく思っています」と話したテボゴ。「国を超えてアフリカ大陸を代表している気持ちで、いつもステップアップして努力をしている姿を見せることが楽しみ。ブダペストで得たメダルをより良くするというのが目標で、今回は3つのメダル(100m、200m、リレー種目)を狙います」と語った。
【競技日程】
■男子200m
予選 13日(土)午後8時35分
準決勝 14日(日)午後8時43分
決勝 14日(日)午後10時20分
■男子100m
予選 17日(水)午後8時15分
準決勝 18日(木)午後9時02分
決勝 19日(金)午後10時06分