北海道池田町では、9日から特産のワインの仕込みが始まりました。

 仕込みのため、9日に運び込まれたのは、池田町で収穫された「清見」や後志の仁木町の「ツバイゲルト」などのワイン用のブドウあわせて約15トンです。

 2025年は6月下旬の大雨で花が落ちたものや、気温の高い状態が続いて実の縮んだものがあったものの、全般的には天候に恵まれ、平年以上の品質や収穫量が期待できるということです。

 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 東億 製造課長
「安全においしいものを作ることと、『珍しいから買う』ということではなく、リピートされるような商品を作っていきたい」

 この工場では、10月下旬まで約450トンのブドウを受け入れる予定で、早いものでは11月20日から2025年に仕込んだ「新酒」の販売が始まります。