この夏、新潟県内の海でレジャー中に事故に遭った人は8人で、去年より半分以上少なくなったことが分かりました。

第9管区海上保安本部によりますと、今年7月と8月に県内の海でレジャー中に事故に遭ったのは、去年より14人少ない8人で、亡くなった人は1人少ない3人でした。

このうち遊泳中の事故で死亡したのは、長岡市の40代男性と50代男性の2人だったということです。事故件数の大幅な減少について、9管は、事故防止に向けた対策の周知が行き届いたことなどが要因とみています。

一方、五泉市の早出川では7月に、小学2年の男子児童が溺れ死亡する事故が起きているほか、8月31日には関川村の荒川で川遊びをしていた中学2年の男子生徒が溺れ亡くなっています。

今後は釣り客による事故が増える時季となるため、9管は天候の確認やライフジャケットの着用などを呼びかけています。