新型コロナウイルスの「第8波」の懸念が高まる中、福岡県の服部知事は、県独自の「福岡オミクロン警報」の発動について、慎重に判断する考えを示しました。


◆服部知事“慎重に判断する”
服部知事「病床使用率という指標を十分とらえながら、専門家の意見も伺いつつ総合的に判断していきたい」

福岡県の服部誠太郎知事は、県独自の「福岡オミクロン警報」の発動について、専門家の意見を聞いた上で慎重に判断する考えを示しました。福岡県はオミクロン株に対応した新たな警報について、病床使用率30%以上を目安としていますが、26日時点の病床使用率は29.4%となっています。


◆行動制限は求めない考え
警報が発動されれば、県民に対して空気の入れ換えなど、基本的な感染対策の徹底を呼びかけるとともに事業者にはテレワークの推進を要請する方針です。服部知事は「社会経済活動を維持しながら感染拡大を抑止していく」と述べ、行動制限は求めない考えを改めて示しました。