愛媛県伊予市中山町の道の駅では、警察と地元の中学生らが特産のクリを配りながら、警察官をかたりビッ“クリ”させる詐欺への注意を呼びかけました。

(中学生)
「(詐欺電話がかかってくることの多い)国際電話がかかってきたら、警察に相談してください」

道の駅なかやまで行われた啓発活動には、地元の中学生と警察官など合わせておよそ20人が参加しました。

参加者は「ニセ警察詐欺に注意」と書かれたビラと特産のクリを配りながら、警察官をかたって偽の警察手帳などを見せビッ“クリ”させて現金をだまし取る、特殊詐欺への注意を呼びかけていました。

(中学生)
「詐欺にかからないように気を付けてほしい」
「詐欺電話は誰にでもかかってくると思うので、少しでも被害を減らせたらいいかなとって思いました」

(伊予警察署生活安全課・辻田隼人係長)※辻は点一つ
「ビックリにビックリを重ねてきますので、家族や警察に相談をして、詐欺を未然に防げたらいいかなと思う」

県警によりますと、県内で警察官をかたった特殊詐欺の被害は、今年に入って先月末時点で36件、被害額もおよそ1億7400万円に上るということです。