赤沢亮正 経済再生担当大臣
「国民の皆様に自らの気持ちとか、やってきた政策とか今後次の政権期待することなども含めて、よく整理をされて、いいお話をされたらというふうに思っております」「副官を自認してる私としては、もうその判断を最大限尊重するということであります。特に総理がおっしゃったですね。忸怩たる思いがあるとか、あるいは心残りがあるとかそういうことは全て私は感情移入というか、共有をいたします」
日米関税交渉を担当した赤沢大臣は、関税交渉や少数与党での政権運営を例にとりながら、「これまでの相場感が通用しない世界の中で、石破総理は歴史に刻まれる、輝かしい仕事をされた」と述べました。
赤沢亮正 経済再生担当大臣
「相場観の通用しない時代になってると思うんです。つまりトランプ関税で言えばもう覇権国がですね、もう外交のルールから貿易のルールから経済のルールから全部変えにかかって世界秩序を変えようとしている。そういう中で、もうルールも一気に変わってしまうときに関税交渉をやってきたけど、どういう評価基準で評価するんだと。そのときに野党や、一部マスコミ、一部野党でありがちな「何とか協定に違反してるじゃないか、もう破棄しろ」とかですね、色んなことをおっしゃる方いるんですけど、過去の相場観は通用しないという世界の中で物事をどう判断するかというのが、これもうそうなると、米国と交渉してる他の国との交渉がどういうふうに進んでるか、どういう結果が出てるか。そういうものの中から相場観をつかみ出して判断するしかないということがあると思う。
そういう意味で、今少数与党という全く新たな状況の中で石破総理がやられたことが、どういう評価になるのかというのは、これから歴史が証明をしていく。歴史が決めていくことであって、今後総理になられる方が、石破総理より遥かに上手に国会運営をされ成果を上げるようであればそういう評価になっていきますし、一方でこれから総理になられる方が、どういう国会運営をしどういう成果を上げていくか。そういう本当にルールが変わってですね、これまでの相場観が通用しない。そういう世界の中で私自身は石破総理がやられたことというのは歴史に刻まれる、輝かしい仕事をされたというふうに確信をしているところであります。」