プレッシャー?

杉山選手「YouTubeなどで平尾さんのプレーを見させてもらって、相手の意表を突くようなランニングをしたり、相手が見た時にパスを出したりしているのは、見ていても分かります」

杉山選手「平尾2世と言われることにプレッシャーも感じますが、そのプレッシャーを糧に、もっと高みを目指して頑張りたい」

小学生から「ラグビー漬け」

杉山選手の礎を築いたのは、5歳から中学生まで10年間通った熊本ラグビースクールです。

小学生時代の杉山選手

小学生時代に指導 出口信幸さん「特に祐太朗くんはラグビーが好きで、家に帰ってもラグビーの試合を見ていたと聞く。だからラグビー漬けみたいな感じだったんだと思う」

夏休みに帰省したタイミングで同級生とともにラグビースクールに顔を出すと、写真を頼まれ、胸を貸して後輩たちに教える場面もありました。

中学生「片手の方がいいですか?」
杉山選手「いや、絶対両手がいい。まっすぐ蹴る」

杉山選手「熊本ラグビースクールでラグビーが大好きになって、タックルなど技術面はもちろん、気持ちの面でも鍛え上げてもらった」

同じく強豪校でプレーする かつての仲間にとっても、刺激を受ける存在です。

東福岡高校 武田粋幸選手「体の大きさや周りの使い方がパワーアップしている。対戦した時にキープレーヤーとして杉山の名前が挙がっていたので、負けていられないという強い気持ちもあります」

杉山選手が最後の花園に向けて掲げる目標はただ一つ。平尾さんも成し遂げた花園優勝です。

杉山選手「平尾さんにはまだ達していないと思うので、それを目標に認められるような活躍をしないといけないと思っているので、花園でそのプレーを見せたい」

さらに、その先に見据えるのは?

杉山選手「子どもの頃からの夢であったプロラグビー選手になること。そして日本代表に入って活躍したい。ラグビーで活躍したいです」