石破総理の辞任表明について中国では新聞が一面で報じるなど関心が集まっています。
けさの中国共産党系の国際紙「環球時報」は、石破総理の辞任表明を1面トップで報じました。
この中で中国の大学の研究者の話として、「石破総理が就任以降、中日関係は緩和傾向にあり、台湾問題で安倍政権や岸田政権のように高い頻度で中国を挑発することがなくなった」との分析を紹介。
今後について、「もし保守強硬派が権力を掌握すれば、中国をけん制する路線を再開し、現在の緩和傾向を弱める可能性がある」との見方を報じました。
一方、JNNが北京市内で石破総理の辞任表明について聞いたところほとんどの人が「知らなかった」と答えました。
新しい総理に期待することを聞いてみると…。
北京市民
「新しい総理は中国に友好的な人であることが望ましいです」
「日本は中国の隣国ですよね、地理的に隣り合っているのに日本がアメリカと親密になれば中国にとって良いことではありません」
「国同士が平和に共存し、お互い友好的に付き合えるような人であれば十分です」
「日本側が友好的な総理を選べば、両国の関係を良くすることができると思っています」
中国のSNSでは昨日の石破総理の辞任表明直後、検索ランキングで1位になるなど関心が集まっています。
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