スポーツや芸術、社会貢献で活躍した児童生徒をたたえる岩手県はばたき賞の表彰式が5日、盛岡市で行われました。

表彰式では小学2年生から高校3年生の合わせて8人に県教育委員会の佐藤一男教育長から賞状とトロフィーが手渡されました。

2月に行われた全国中学校スキー大会男子クロスカントリー5キロクラシカルで優勝した奥中山中学校3年の中嶌永遠さんが受賞を代表し、あいさつしました。

(奥中山中学校 中嶌永遠さん)
「優勝した瞬間はうれしさ以上の驚きが大きく実感が湧きませんでしたが、表彰台でメダルを手にした時にうれしさが一気にこみ上げてきました。これからも感謝の心を忘れずに目標達成に向けて頑張ります」

3月の全国高校相撲選抜大会体重別100キロ級で準優勝した平舘高校3年の工藤琉誠さんは東京の大学に進学して相撲を続けます。

平舘高校 工藤琉誠さん)
「準優勝という結果に満足せずに、これからも練習に精進していきたい。大学では優勝を目標に頑張りたいと思っています」

全国学芸サイエンスコンクール書道部門小学生の部で向中野小学校2年の伊藤もも花さんは植物の「芽」をひらがなで書いて金賞を受賞しました。

(向中野小学校 伊藤もも花さん)
「とてもうれしい。花が咲いたらいいなという気持ちで書いた」
受賞した児童、生徒たちはさらなる活躍を誓っていました。